よく使用される水溶性の食物繊維として「ポリデキストロース」と「難消化性デキストリン」というものがあります。
トウモロコシから作られたもので、人間の消化酵素では分解されないもの。
体の中での働き
食生活が欧米化した日本人に向け、不足している食物繊維を補うためにつくられた成分。
耐熱性や耐酸性のある素材で、ミネラルの吸収が阻害されないので応用される食品が多い。
体の中での働き
この難消化性デキストリンは粉末タイプの製品や、お茶などに配合された製品が一般的です。
摂取すると、食物繊維によって糖が吸収されるスピードを穏やかにし、血糖値の急激な上昇を抑える働きをします。ミネラル類の吸収には影響を与えず、便秘解消などの効果も期待できることからダイエット向けとしても注目されている成分。
ただし、血糖値の上昇は緩やかになるとされていますが、あくまで糖の吸収を遅らせる働きであって、吸収を阻害したり糖分をカットしてくれるわけではありません。毎回、お茶などに混ぜて摂らなければならず、手間がかかる点もデメリットと言えます。
「トクホ」とは特定保健用食品の略称で、厚生労働省が認可する食品です。食習慣改善のきっかけとして1991年に導入され、実験データに基づいた有効性や安全性についての審査に合格した食品に対してのみ、効能効果の表示が許可されます。
このトクホで「血糖値が気になる方へ」と表示できる認可を受けられるのは難消化性デキストリンという成分を含む食品です。
副作用もお腹がゆるくなる可能性がある程度と安全性が高く、今のところ大きな問題は確認されていないようです。
但し、トクホはその食品すべての安全性や効果を認める制度ではなく、詳細な実験データの公表も無いことから信憑性が議論されています。中には発ガン性が疑われる成分が含まれる製品を認可しているケースもあり、疑問視する意見もあるようです。