血糖値とは血液中のブドウ糖濃度のことで、高すぎても低すぎてもいけません。
そもそも血液中に糖分が流れているのはどういう意味があるかというと、身体中の細胞へ栄養を運ぶためです。正常時であれば食事によって体内にブドウ糖が入ると血糖値が上昇し、細胞によって消費されていくにつれて低下していきます。ブドウ糖はごはん・パン・麺類・アルコールなどの炭水化物が体内で変わったものです。我々の身体はこの繰り返しによって身体の成長や維持をおこなっていると言えます。
もう少し詳しく書くと、血糖値が上がった時は分泌されたインスリンが糖の取り込みを促進して血糖値を下げる働きをし、逆に血糖値が下がりすぎた時はグルカゴンなどのホルモンが分泌されることで血糖値を上げる役割を担っています。この血糖値を上げる機能はグルカゴンの他にも数段階がありますが、上がりすぎた血糖値を下げるのはインスリン分泌しかありません。
血糖値が高いことによる症状、すなわち糖尿病の初期症状とも言えますが、わかりにくく自覚しにくいのが特徴です。ふだんから「いま血糖値上がってるな」と感じ取れる人はいないと思いますし、無理もないことかもしれません。それゆえに健康診断で判明する人が多いそうで、なんともやっかいな状態になっています。
なんとか判断できそうな症状としては、糖分が過剰になったことでのどが乾き、その分だけ尿の回数や量が増えていくことです。尿が増えることでミネラルやタンパク質が排出されてしまい、疲労感を感じやすくなったり、むくみが出ることもあります。他にも、食欲が異常に出る場合や、細胞が栄養不足になってしまい体重が急激に減少することもあるようです。
挙げてみると後になって「そう言えば」と気が付くような症状が多いようですね。私自身もそうでしたが、やはり初期症状から判断するのは難しそうです。のどが乾くからと、ブドウ糖の含まれているスポーツ飲料を飲んでしまうような生活は、余計に悪化させているかもしれません。